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RPA とは？

RPAとは「Robotic Process Automation」の略語で、パソコンで行っている事務作業を自動化できるソフトウェアロボット技術のことです。
RPAはパソコン上で人が日常的に行っているマウス操作やキーボード入力などの操作手順を記録し、それを高速で正確に実行することができます。その結果、既存の事務的業務を効率化させ、生産性を向上させることが可能になります。
RPAを導入するメリットは、業務の効率化や生産性向上に加え、人的ミスの削減、事務作業から解放された従業員のモチベーションの向上、より付加価値の高い仕事に集中できる、人手不足の解消、といったことがあげられます。

PAD とは？

PAD（Microsoft Power Automate Desktop）とは、Microsoft社が提供しているクラウドのＲＰＡツールです。
現在では多数のRPA製品が登場していますが、どれも有償が基本（かつ高額）であり、費用面での導入ハードルが大きい状況の中、2021年4月からはWindows 10以上のユーザー向けに無償版の提供が開始されました。アプリケーションは公式サイトからダウンロードでき、Microsoftアカウントにサインインして利用します（PADを利用するには、Office365アカウントが必要です）。
無償版のほか、スケジュール実行やトリガー実行など、より機能が充実した３種類の有料プランもありますが、多くの自動化は無償版でカバーできます。